校内見学 自然に囲まれた王滝小中学校。学校に足を踏み入れて、元気な教室内の様子、生徒達が世話をする動物や野菜畑、放課後の過ごし方などを見てみましょう。音楽の授業のところでは、MP3で生徒達が手製のバイオリンで奏でる「さくらさくら」も楽しめます。 生徒の一日(中学校)
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王滝小中学校
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生徒の1日(小学校) 「山も雪がとけている。春のにおいがする。あのきれいな川は大空の下にある」 小学4年生の教室の壁には、そんな村の自然をいつくしむ子どもたちの作文が貼られ、開け放たれた窓からは気持ちのいい風が入ってきます。 | ||
王滝小学校には小1から小6までの全6クラス、77人の生徒が在籍しています。小・中学校の敷地のすぐ隣には村立保育園があり、生徒のほとんどが保育園時代からずっと一緒。クラスメイトほぼ全員が幼なじみです。
授業は朝8時55分から始まりますが、週に一度は8時までに登校。夏は校庭の草取り、冬でも時にはマイナス10度の寒さの中、通学路や学校周辺の雪かきをし、雪合戦や雪だるま作りをして遊びます。 | ||
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授業は、月曜から金曜までは午前中に4課目、午後に2課目、第1・3土曜日は午前中のみ3課目あります。小学3年生のある日の授業内容を覗いてみると、1時間目・体育、2時間目・総合学習(英会話)、3時間目・算数、4時間目・国語、5、6時間目・図工となっていました。昼休みに行う学校の清掃も日課のひとつで、床を掃く子、雑巾掛けをする子、トイレ掃除に励む子など、全員がとても忙しそうです。
学校では授業以外にもさまざまな活動があり、クラスで飼育している動物の世話も子どもたちの大事な仕事です。小学4年生のクラスでは2羽の烏骨鶏(うこっけい)を飼っていて、「雄がシェリー、雌がハッピー。クラスのみんなで名前を決めたの。卵も産むよ。卵はすごくおいしいから大人気で、予約制で生徒や先生に配るの」と楽しそうに語るのは、鶏小屋の掃除当番をしていた女の子2人組。
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また小学3年生のクラスでは先生が校庭で見つけたヤマカガシという毒蛇を「ニョロゾウ」と名付け、水槽に入れて飼育中。週に一度、先生が餌を与えるときは、見物の子どもたちの興奮した歓声が廊下に響きます。
そして放課後になると、校庭で鬼ごっこをしたり、図書館に残る子どももいますが、遅くとも午後4時半までには下校するきまりになっています。 | ||
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