学校行事 |
王滝小中学校 |
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1 楽器作り
王滝小学校では図工や総合的学習の時間を活用して、楽器作りの授業を行っています。王滝村では杉やヒノキなどの林業が盛んなため、地元の木材を使って生徒たちが楽器を作るのです。すべての子どもたちが最初に取り組むのはバンドーラ(リュート型の弦楽器)作り。胴は生徒それぞれが好きな形にデザインし、棹をつけ、弦を張って仕上げまで一ヶ月半ほどです。 |
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手慣らしのバンドーラ作りが終わると、いよいよ次は本格的なバイオリン作りに挑戦します。のみ、槌、カンナなどの道具を駆使して、一枚の板、一本の角材から製作を開始します。自分で引いた設計図をもとに木材を切り出す子、小型カンナを手に、胴の部分の繊細なカーブ出しをする子など、教室は舞い上がる木屑と生徒の熱気でいっぱいです。
担当の中澤先生は、20年前から楽器製作の指導に取り組んでいるベテランです。「楽器作りをすると集中力と根気がつくし、達成感を得られます。同じバイオリンでもできたものはひとつひとつ音色が違う。そんなことまで子どもたちは理解していくんです」
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