校内見学

自然に囲まれた王滝小中学校。学校に足を踏み入れて、元気な教室内の様子、生徒達が世話をする動物や野菜畑、放課後の過ごし方などを見てみましょう。音楽の授業のところでは、MP3で生徒達が手製のバイオリンで奏でる「さくらさくら」も楽しめます。 

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生徒の一日(中学校) <=
部活動(バレー部) <=

王滝小中学校

授業や部活動など、学校生活の1日を紹介しています 


授業1(英語)

   王滝小中学校では、村の英語教師でオーストラリア人のマーク・スタンキさん(Mark Stahnke)がほぼ毎日王滝小中学校に出勤し、生徒に英語を教えています。また週に一度は県から派遣されたイギリス人教師が加わって、中学で行われるすべての英語科授業で、日本人の教員をまじえてチーム・ティーチングを行っています。さらに今年から小学校の各学年でも週に一度の英会話クラスを新設。全校生徒がネイティブの発音に親しめる環境です。

 

 中学2年生のクラスを見学すると、授業内容はあくまで会話中心で子どもたちの笑い声が絶えません。あいさつやyes-noの簡単な質問に答えて、頭の中を英語の世界に切り替えたら、今日のテーマ‘be 〜ing’を使った例文を作ったり、黒板に書いたり。生徒数はわずか18人ですから、クラス全員が必ず発言する機会があるというのも、少人数ならではです。「教科書はほとんど開かない。ゲームみたいでおもしろいよ」と生徒たちにも大人気のクラスです。


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授業2(音楽)

 王滝小学校の音楽の時間では器楽演奏が盛んですが、それも当然のこと。自分の手で一から作ったバンドーラやバイオリンを持っている生徒が多いので、演奏の練習にも力が入ります。さっそく小学5年生の音楽の時間を覗いてみると、3人ほどがバンドーラをつま弾き、残り10数人は全員、自作のバイオリンを片手に弓を握っています。すべての楽器を先生のピアノで調律したあと、練習曲を次々と演奏してくれました。 

『さくらさくら』『四季の歌』『あかとんぼ』『シチリアーナ』などレパートリーは何十曲もあり、村の公民館で演奏会をすることもあるとか。「バンドーラを練習すれば音感がついてくるので、子どもたちはバイオリンもすぐに弾けるようになります。合奏をすると人の音を聴きながら弾くという経験ができますし、コンサートに行っても聴く耳が違う」と担当の中澤先生。
"さくらさくら" (540K MP3)

「自分が作った楽器で演奏できるなんて夢みたい。絶対うまくなりたい」と生徒も声をそろえます。楽器を作る楽しみと、演奏する楽しみ。王滝小中学校の音楽の時間は特別なものなのかも知れません。

"たなばた" (550K MP3)



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