校内見学 自然に囲まれた王滝小中学校。学校に足を踏み入れて、元気な教室内の様子、生徒達が世話をする動物や野菜畑、放課後の過ごし方などを見てみましょう。音楽の授業のところでは、MP3で生徒達が手製のバイオリンで奏でる「さくらさくら」も楽しめます。 生徒の一日(小学校)
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王滝小中学校 |
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授業1(英語)
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中学2年生のクラスを見学すると、授業内容はあくまで会話中心で子どもたちの笑い声が絶えません。あいさつやyes-noの簡単な質問に答えて、頭の中を英語の世界に切り替えたら、今日のテーマ‘be 〜ing’を使った例文を作ったり、黒板に書いたり。生徒数はわずか18人ですから、クラス全員が必ず発言する機会があるというのも、少人数ならではです。「教科書はほとんど開かない。ゲームみたいでおもしろいよ」と生徒たちにも大人気のクラスです。 | ||
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授業2(音楽)
王滝小学校の音楽の時間では器楽演奏が盛んですが、それも当然のこと。自分の手で一から作ったバンドーラやバイオリンを持っている生徒が多いので、演奏の練習にも力が入ります。さっそく小学5年生の音楽の時間を覗いてみると、3人ほどがバンドーラをつま弾き、残り10数人は全員、自作のバイオリンを片手に弓を握っています。すべての楽器を先生のピアノで調律したあと、練習曲を次々と演奏してくれました。
『さくらさくら』『四季の歌』『あかとんぼ』『シチリアーナ』などレパートリーは何十曲もあり、村の公民館で演奏会をすることもあるとか。「バンドーラを練習すれば音感がついてくるので、子どもたちはバイオリンもすぐに弾けるようになります。合奏をすると人の音を聴きながら弾くという経験ができますし、コンサートに行っても聴く耳が違う」と担当の中澤先生。 |
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「自分が作った楽器で演奏できるなんて夢みたい。絶対うまくなりたい」と生徒も声をそろえます。楽器を作る楽しみと、演奏する楽しみ。王滝小中学校の音楽の時間は特別なものなのかも知れません。 | ||
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