校内見学

神奈川大学附属中・高等学校

授業や部活動など、学校生活の1日を紹介しています

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学校の1日
授業
その1:国語

1年E組34人の生徒たちが受けている「国語」の授業を覗いてみましょう。担当の林伸樹(はやしのぶき)先生が取り上げているのは日本の古典文学『竹取物語(たけとりものがたり)』です。1000年前に作られた、日本でもっとも古い物語で、“竹から生まれたかぐや姫”が主人公。教科書には当時の文章が古い仮名遣いのままで印刷してあり、生徒は古典語と現代語の意味の違いを学びます。

「1000年前の物語を子どもたちが読んでも、内容が理解できるというのは驚異的でしょう。古代の日本人の意識や自然観が、文学を通じて現代人にまで影響を与えているんです」と林先生は語ります。

生徒たちは古典に親しむため、中学1、2年のうちに日本の代表的な古典の一部分を暗唱します。

その2: 理科

様々な器具を使った実験で子どもたちに人気の「理科」の授業が始まりました。今日、1年D組が取り組むのは“光の実験”です。まず担当の中山知恵子(なかやまちえこ)先生から作業の説明を聞いた後、クラス全員が9つの班に別れて、光の屈折に関する実験を開始。ボール紙と懐中電灯で作った装置から出た光の線が、台形、円、レンズ型のガラス片を通ると、どんな方向に曲がるのか、各班がそれぞれ記録します。

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「テストは嫌いだけど、実験は大好き」と口々に言う生徒たち。「うまく光が見えないよ!」など大騒ぎをしながら、それでも楽しい作業なのか、50分間の授業終了のチャイムが鳴っても、何人もの生徒が、実験装置に夢中になっているのです。

 

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写真(上から); 今日の授業では、竹取物語を勉強します。生徒も真剣に聞き入っています;授業内容をしっかりとノートに取ります。「古典は難しいなあ」;実験方法を先生が説明します。「早く自分達でやってみたいよ!」;電池をつないで、実験開始!うまくできるかな?