大野南中学校
校外学習 普段教室では学べないことを体験学習するのが、移動教室(校外学習)です。 1年生は、二泊三日で「相模川自然の村」ビレッジ若あゆへ行きます。畑作から七宝焼まで、幅広い活動を体験し、同時に集団生活を学びます。2年生は、国際理解を深めることを目的とした東京への校外学習。5〜6人のグループを作り、東京都内の国際機関などを訪問をします。3年生の場合は、伝統文化に直接ふれあうことを目的としており、2000年度は二泊三日で京都・奈良に行きました。
移動教室の思い出 1年7組 菊池 光子 体験学習で最初にしたのがペットボトルロケットです。これは作るまではよかったけれど一番はじめにとばした時、わずか数メートルで墜落してしまいました。そのうちにふたの役割をするゴム栓を強くするほどよくとぶことを発見したので、力いっぱいゴム栓をしめて空気をいれてたら、驚くほど遠くまでとびました。その時のうれしい気持ちは今でも忘れられません。私は改めて自分で発見する驚きやおもしろさの感動を味わいました。
閉村式が終わってバスにのり、三日間のことを思い出していくと、体験学習や寝る時、相模原を知る講演会、体験学習についての発表会、食事、係の仕事などたった三日の間にそれぞれのことにいろいろな思い出が残りました。そしてたくさんのことを学びました。いろいろな人と協力したり団結したりするのはとても大切なことだと若あゆに来て改めてよくわかりました。 * * * * *
若あゆの思い出 1年7組 裏谷 彩乃 「若あゆ」の一日目は、「オリエンテーリング」をやりました。班ごとに競い合って、最初はあせって先走ってしまったけれど、次第にグループの人たちと協力がうまくいくようになって、ゴールインする頃にはすっかり仲も深まっていました。少し所定時間を超えてしまったけれど、全問正解で、達成感を得られました。 二日目は、「餅つき」をやりました。餅米をとぐことから始まって、味つけまで全部自分達でやりました。私は、最初から最後まではやったことがありませんでした。みんなで苦労して一つ一つやっていって、かまでたいたり、餅をついたり、きなこやしょうゆで味つけしたりなど、がんばったことが頭に思いうかびます。自分でついた餅の味は、最高でした。
この三日間は、若あゆでなければ出来ないことばかり体験できて、すごく楽しかったです。また、協調性やみんなの仲が深まったのではないかと思います。 * * * * *
東京校外学習: ナイジェリア大使館を訪問して 2年1組4班 一同
大使館の方が、ナイジェリアという国についていろいろと説明をしてくれました。日本からあまりに遠く、社会や文化なども異なっていて、聞くことすべてが新鮮でした。まず、ナイジェリアには300もの民族がいると聞いて、驚きました。ナイジェリアは確かに日本より広い国ですが、一つの国にそれほど多くの民族が住んでいるなどと、日本にいると想像もつきません。 興味深かったのは、ナイジェリアでは左手で食べ物にさわってはいけないということです。ナイジェリアでは、右手と左手の役割が決まっていて、左手は体を洗ったりすることに使うそうです。子どもの時から右手と左手を使い分けることをしつけているのだそうです。習慣の違いとして非常におもしろいと思いました。日本にも、ナイジェリアの人々が聞いておもしろいと思うような習慣が、きっとあるのでしょう。 それから、双子が生まれると大騒ぎだということ。ナイジェリアでは家族は多いほど尊敬されるので、二人の子どもが生まれたときも喜びは二倍になるのだそうです。 お話はどれも興味深く、いい経験になりました。お話をしてくださった方々は非常に親切でした。とても感謝しています。 * * * * *
東京校外学習: 日本国際ボランティアセンターを訪問して 2年3組7班一同
私たちは活動の内容はもちろん、いろいろな被害にあった子どもたちのことで胸がいっぱいになりました。たとえば、タイでは森林破壊が進んだ結果、食べるものもない子どもたちがたくさんいるのだそうですが、もともとは、他の国々に木材を輸出するために森を破壊してしまったのだそうです。それから、コソボやセルビアでは、まだ学校に行くことができない子どもたちがいるのだそうです。私たちがあたり前のように受けていることが、彼らには受けられません。私たちにとっての幸せや、私たちが嬉しい・楽しいと思うことは、彼らにとっても同じはずなのに。 ふだん生活している限りでは、あまり意識することもないことを学べました。世界ではいろいろと大変なことが起きていますが、まずは一人一人が自分でできることをやっていくべきだと思います。 * * * * *
校外学習: 京都・奈良 3年3組 小林 麻由子
一日目の奈良公園は、運が良いと思うくらい晴れました。公園内には、たくさんの鹿や社会の教科書で見たことのある建物を見ることができました。 二日目の自由行動は、班で決めたコースを予定通りにまわれました。また、体験学習ではお香について勉強し、いろいろなことを学びました。 三日目は、金閣寺と銀閣寺、そしてクラスで決めた平安神宮に行きました。雨が降っていたことが残念だったけど、有名な建物を見ることができたのでとてもうれしかったです。 修学旅行の三日間、たくさん貴重な体験ができたと思いました。 * * * * *
校外学習: 京都・奈良 3年1組 加藤 由里子
また、食事も味付けが関東とは違い、どのお料理も私にとっては少し薄味でしたが、とてもおいしかったです。 京都・奈良では、扇子に絵を描いたり、組み紐を編んだり、和菓子を作ったり、といった日本の伝統文化の体験学習を行った。これは非常におもしろかったです。 一番心に残ったことは、お寺にあったたくさんの仏像です。昔の人はとても器用だったのだと思いました。この技術をこれからずっと先の人たちにも残していかなければならないと思いました。 夜は、好きな友達同志でしゃべっり、はしゃいだりして、まるで子どもに戻ったような大騒ぎでした。やはり、修学旅行には、楽しい夜が付きものだと思いました。 とても楽しい修学旅行でした。 学校についてのページへ 校内見学のページへ 学校の特色のページへ |