沼島中学校
 文化祭やスポーツ大会、生徒に人気のイベントを紹介しています

 

学校行事

 この島の主産業は漁業。沼島中学校に通う生徒たちのお父さんの約7割が漁業に従事しています。10月の初め、生徒たちはお父さんの日頃の仕事ぶりを知るために「漁業」を体験することになりました。漁業とはどんな仕事なのか、沼島ではどんな魚が釣れるのか、一緒に見てみましょう。

   => 漁業体験

調理・試食風景

 
  慣れた手つきで魚をさばいていく浜辺さんのお父さん。

波止場から徒歩数分。『漁業体験』でもらったお土産の魚を持って、中学1年生の浜辺有海(ともみ)さん、中学2年生の浜辺麻海(まみ)さんが自宅に戻ってきました。これからお父さんに魚を料理してもらうのです。

 
とれたての魚をお刺身にします。  

 浜辺家は代々漁業を営んでいます。お父さんは沼島中学を卒業して、すぐに漁師として独立。以来約30年間、一本釣り(1本の釣り糸に魚を1匹ずつ釣り上げる方法)と刺し網漁(海の中に大きな網を仕掛けておいて、そこに入り込んで網に刺さった魚を取る方法)を続けています。

「魚はいつもお父さんがさばいてくれるから。私はお皿を出す係」
 とお母さんは笑います。今日のメニューはアジとイカの刺身、イカのカレー、カマスとウオデの煮付け、アオリイカとハリイカの煮付け。

 
  出来上がった魚料理の数々。みんなとても美味しそうです。

「これが普段の食事ですよ。季節によっては伊勢エビ、アワビとサザエの炊き込みご飯などもよく食べます」
 とお父さん。毎日、とれたての魚を食べるのが沼島のいつもの食卓なのです。

 
「お父さんの料理うまいやろ?」  

 




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