沼島中学校
沼島について 島国日本の、さらに小さな島、沼島。しかし、その歴史は非常に古く、縄文時代後期(紀元前4世紀頃)から人が住み、魚を捕って生活していました。また四国と近畿を結ぶ場所にあるという地理を生かし、昔から海上交通の要所としても知られています。約1000年ほど前に書かれた日本でもっとも古い仮名文字日記『土佐日記』にも沼島に関する記述があるほどです。
現在、沼島の島民の約7割は漁業を営んでいます。瀬戸内海でもっとも大きな島、淡路島の南端から沖合4キロにある沼島の漁場はとても豊かで、鯛やヒラメはもちろん、夏のハモや伊勢エビ、秋の丸アジなど、いずれも大阪や京都、東京などへ出荷され、高級魚として人気を呼んでいます。瀬戸内海国立公園に指定されている沼島は夏は海水浴、そして一年中魚釣り客が途絶えることがありません。近くには潮の干満でできる大渦巻で有名な鳴門海峡もあり、日本有数の観光スポットでもあるのです。
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