修学旅行

年生は、課外授業の一環として5月に2泊3日で京都と奈良へ修学旅行に出かけます。奈良は8世紀から8世紀末にかけて、京都は8世紀末から1000年あまりの間首都だったところで、ともに天皇が住んでいた日本の代表的な古都です。修学旅行は、古い寺院や史跡を訪ねたり、焼物や染め物などの伝統芸術を鑑賞して見聞を深めることが目的です。また、集団生活を通して協調性やチームワークを大切に行動することも学びます。

京から京都までは、新幹線で2時間半ほどで着き、初日は京都市内をバスに乗って見学します。14世紀に建てられ、金箔(きんぱく)が施された金閣寺や、15世紀の禅寺として有名な銀閣寺を見たり、京都の焼物である清水焼(きよみずやき)の作り方を学び、自分たちで湯飲みに絵つけをします。この湯飲みは窯で焼いてもらって1ヵ月後に学校に送ってもらい、秋に開かれる校内発表会という学園祭で展示されます。


京都へは新幹線で東京から約2時間半、これから楽しい修学旅行が始まります。 法隆寺見学を終え、南大門より出てくる生徒達。 清水焼の工房を訪れ、職人が器を作る様子を熱心に見学します。


日目はバスで奈良まで行き、木造建築としては世界最古の法隆寺を見学。教科書や本で見たことがあっても本物を見るのは初めての生徒が多く、皆、実物の迫力に圧倒されるといいます。奈良での見学を終えると、生徒たちはバスで京都まで戻ってきます。


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