剣道とは?
剣道とは何でしょう?ここでは剣道の競技方法と剣道具を紹介します。
 
           
           
        2)剣道具
         

 剣道をするときに着るものは、上半身用の剣道着と下半身用のはかまで、どちらも藍染めの木綿製です。その上に相手の攻撃を防ぐ道具――面、胴、小手、垂れ――を着けます。

 
       

これらが剣道の道具です

 
         

面は頭部と肩を保護するもので、顔面部を覆う金属と、真綿の布を何枚も縫い合わせて厚くした素材が使われています。胴部を保護する胴は、細く割った竹あるいは合成樹脂を縦に並べて組み合わせ、表面を革などで仕上げたものです。肘から手首を保護する小手と、腹部と腰部を保護する垂れは綿布を重ねて縫い合わせたものです。

 
       

「面」

「胴」

 
         

 身につける順序は、まず剣道着を着てはかまをはき、垂れ、胴、面、そして最後に小手となります。

 
         

「小手」

「垂れ」

 
   

左側青帯上の写真:竹で作られた竹刀。長さと重さは、競技者の身長や性別によって決められます。