剣道とは?
剣道とは何でしょう?ここでは剣道の競技方法と剣道具を紹介します。
 
           
           
        1)競技方法
       

 剣道は礼儀作法をとても大切にするスポーツです。剣道の試合は、互いに向かい合うあいさつで始まり、あいさつで終わります。このあいさつのことを「礼」と呼びます。礼とは、神に勝利をねがい、教えてくれる先生をうやまい、いっしょに稽古しあう友だちに感謝する気持ちを表す動作です。

 
       

「メン」

 
         

 対戦では相手の体を竹刀で打ちますが、打つ場所が決められていて、しかも打つときはその部分の名前を必ず呼ぶことになっています。それは、頭、胴部、それに肘から手首の部分で、それぞれ「メン」「ドウ」「コテ」と呼びます(実はもう一つ、のどの部分、つまり面の下についている突き部を打つわざがあるのですが、危険なため中学生までは許されていません)。剣道ではこれ以外のところを打ってもポイントになりません。試合の制限時間は5分で、3ポイント中2ポイントを先取した方が勝ちとなります。

 
       

「ドウ」

 
       

「コテ」

 
   

左側青帯上の写真(上より):「メン」のアップ;「ドウ」のアップ;「コテ」のアップ