折り紙


飛行機

かぶと

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り紙は正方形の紙をいろいろな形に折り、かわいい動物や美しい植物などの形を作り出していく日本の伝統的な遊びの一つです。正方形の紙があれば簡単に楽しめるので、学校や家庭で幅広く親しまれています。一番よく知られているのが鶴です。鶴の他にも花やせみ、かえる、花火などの複雑なものまで折ることができます。

り紙は7世紀に紙が日本に伝来して以来、神社での儀式の時の飾りとして使われ、次第に日本人の生活の中で発展したと考えられます。平安時代の貴族社会では和歌や手紙、贈り物をするときに貴重品の紙を使って美しく包むことが流行しました。その後、折り紙は御所(ごしょ)に住む女性達の間で人形などを折る遊びとして親しまれるようになりました。

戸時代には紙を折るだけではなく、切り込みを入れて作る折り方や重ね折りなど様々な方法が考え出され、人々の間に急速に広がっていきました。明治時代になると折り紙は小学校低学年の授業に取り入れられるようになり、現在でも平面と立体の関係を学ぶときに用いられるなど教育方法としても評価されてきています。

近では海外でも折り紙が楽しまれるようになり、Origami USAや、British Origami Society(イギリス)など愛好者の組織もつくられました。


写真提供:日本折紙協会